2023/11/07 15:15



(前回の続き)




今度は



格闘アーツトレーナーとして


送り手側からみた



プロレスラーとの共通点を

考察してみたいと思います。





前回は、

フィットネスとプロレスの

類似点として



お客様ありき 

語りましたが



それは、けしてお客様に媚びる

と言うわけではなく



自分のやりたい事

伝えたい事を

自信を持ってやりきったとき



お客様に感銘を受けてもらえたら最高だという事です。





では


格闘アーツというフィットネスが


格闘アーツトレーナーとして

プロレスと同じだな

と思う共通点を語ります。








ミットを持ち

お客様のパンチや蹴りを受けるのが格闘アーツトレーナー

です。






今思えば


プロレスラーとしてのミットは

胸板であり大腿部でした。。


または背部であったり

主に大筋群ですね








また



プロレスは

  



相手の攻撃を受け止める戦いでもあります。


 




プロレスが


他の格闘技と違うのは






"受けありき"



の部分です。






そして






プロレスは


受けが前提にあるので






攻撃する側も 


急所をはずしながら



これ以上ないダイナミックな衝撃で

見るものを

あっと

言わせる攻撃をします。






急所をあえて


外すということは


逆に急所をしらなければ

それもできません。






勿論、誤解をしてもらいたくたいのは

いかに急所を外し

上手い受けをしたとしても







その衝撃はもの凄いのです。








技術プラスアルファ


そのテンション


気合いも必要です。







思い切り攻撃をしながら

模倣をします。


※ここでの模倣とは

芸術をつくる(見た目を良く、カッコよく見せる)為の模倣です。






そう言った部分で

受ける側にも技術があります。


 



同じように

ミットで受けるにしても

受け方があり





例えば


いくらミットがあるからとは言え



実際と全く同じ形をそのまま

模倣して


脚にミットをくっつけ

ローキックを蹴らせた場合





ミットを超えて

ダメージが靭帯まで影響します。






なので


ミットで受ける場合も


トレーナーは



自らの急所から外した形で

技を模倣し

蹴らせます。





こう言った技術的な部分も

プロレスに考え方が似ています。





心理的技術考察。





そして




格闘アーツトレーナーは




その(お客様の)攻撃が





いかに

素晴らしいものになるように

受けて魅せようとする部分も






プロレスラーと同じで





お客様の攻撃とトレーナーの受けで作る

芸術を目指し





感動を共有し





純粋に


お客様に楽しんでもらう瞬間に





喜びを感じ


やっています。






これが


格闘アーツトレーナーとして

レッスンを行う

一つの理由です。






続く




by Masa