2023/09/06 11:12


(前回からのつづき)


明治から昭和にかけて活躍された

嘉納治五郎という人を

ご存知ですか?



日本古来の武術「柔術」を学び

その中で、

単に技術を身につけるだけではなく、

人としての生き方や人格形成の方法として

武術が使えることを示し、

戦いの技術であった「柔術」を

人格形成の方法として進化させた方です。




その進化が「柔道」です。




嘉納治五郎は

日本の柔道の基礎を作り、

さらに教育・スポーツ、

オリンピックへと発展させ、

「日本体育の父」とも

呼ばれています。




彼はさらに、

武道をスポーツと発展させます。




それが現代まで、

柔道がたくさんの人に

楽しまれ、愛されていることで

証明されています。




武道はスポーツと融合して

世界に広まりました。





しかしながら、

現代、武道は本当に沢山の人に

親しまれているでしょうか?




私たちの子供の頃、

中学高校での体育は

必ず武道がありました。




しかし、現在は

指導者が減って、

ダンスに代わっています。




日本の宝である武道が

身近なものではなく、

敷居の高いものになってしまっています。




特別な人たちだけがやるのが

武道なのか?

それは違います。




敷居が高いならば、

下げたらいいのです。




これは、

レベルを下げるのとは

違います。




柔術が武道となり、

武道がスポーツとなったように、

時代に合わせた進化なのです。




これから先、

武道は

フィットネスと融合して

さらにたくさんの人達に

楽しんでもらえるようになります。




それが

フィットネス格闘技です。





日本の宝である武道を

未来に繋げる方法として

武道とフィットネスの融合を

JFKA は提唱します!




それが

フィットネス格闘技の使命なのです。



by Monica