格闘技というと

やはり身構えてしまう方が

多いようです。

それはやはり、

人と人とが争い合うイメージが

強いからでしょう。

人類の歴史は

戦争の歴史でもあります。

古代の戦争は

人が武器を持ち、

殺し合うものでした。

それが、日本では

長い平和の時代と言われる

江戸時代において

武士のたしなみ、教養として発展し、

広く浸透しました。

自分や家族を守る、

自分の所属する家を守る、

武士道となっていきます。

それでも、

やはり戦いの道具でした。

そこから、

明治になり

日本が大きく変わる

激動の時代を過ぎて、

さらに進化します。

武士とはどうあるべきか？

という武士道は武道に進化し、

全ての人々の生きる指針となり、

教養となり、道徳として

現代に引き継がれていきます。

昭和に入り、

武道はスポーツとなり、

誰でも楽しめる形態に変化します。

武道をやることだけでなく、

観るという楽しみ方が現れて、

さらに広く浸透します。

そして今、

さらに未来へ向かって

武道はさらに進化をしています。

それが、

フィットネスとの融合です。

(つづく)

by Monica